PRE-SAFEとは、車が危険な状態であることを感知した時点で（事故が発生する前に）、PASSIVE-SAFEがより効果的に動作するよう、事前に乗員保護のあらゆる措置をとる機能です。

どの様な保護措置が取られるのかと言えば、シートベルトテンショナーの効果を高める為、事前にシートベルトを電動で引き込んだり、有事に車外へ放り出される事を防ぐ為、ドアウインドウを自動的に閉じたりしてくれます。
パワーシート装着車の場合は、シートを適正な位置まで戻してくれるそうです。

SRSエアバッグ（運転席・助手席）、SRSニーバッグ（運転席）、 SRSサイドバッグ（前席・後席）、SRSウインドウバッグを備えています。

後席中央を除く４つの席が、緊急時にシートベルトを巻き上げるシートベルト・テンショナー機能を備えた３点式のシートベルトです。

前席のシートベルトには、巻き上げたベルトの拘束力を制御し乗員にかかる負荷を軽減するベストフォース・リミッター機能が付いています。

シートベルト・ガイドは上下に高さ調節できます。

後方からの衝撃時に、シートにかかる荷重を利用してヘッドレストを前方に移動させ、頭部が後方に反り返るのを防止する機能です。

ひらたく言えば、ムチウチ軽減機能でしょうか。

POST-SAFE とは、事故が起こってしまった後に、以降の二次災害を防ぐ措置を取る機能です。

POST-SAFEが作動すると、後続車に危険を知らせる為にハザード・ランプを点滅させたり、出火を防ぐ為に燃料を自動カットしたり、外部から乗員をすばやく救出する為にドアロックを自動解除したりしてくれます。