Impression

5速AT
 

直4、1.8リッターエンジンのC200には、5速ATが組み合わされています。

スーパーチャージャーの高トルク&ワイドバンドで、グイグイと1.5tの車体を加速させます。

ちなみに、V6エンジンのモデルは7速ATです。

 

 
 

セレクタ・レバーから、ジグザグ・ゲートが消えてしまいました。

正確には見えなくなりました、なのですが、それを知らない人はPからセレクタを動かせないと思います。

シフト・パターンは、通常のSモードと、マイルド運転のCモードがあります。
Sモードでは、回転数を高めに保ってキビキビと走り、Cモードでは、早めのシフトアップで回転数を抑えます。

ある程度のトルクがあるC200では、Cモードでグイグイ引っ張る走りがメルセデスらしくて気に入っています。

ちなみに、アクセルを軽く踏み込んだ時にはシフトアップを早めに、深く踏み込んだ時には遅くなるよう、変速のタイミングが変化します。

 


Dのポジションからセレクタを左右に動かせば、マニュアルとして動作します。

とはいえ、セミ・オートマですから、正確には3速に指定すれば、1〜3速の間で速度に応じたギアがセレクトされます。

マニュアル・モードのキャンセルは、モード切替の「C/S」ボタンを押すか、「+」へ1秒以上固定する事により行えます。


5速ATの正直な感想ですが、やはり5速ではエンジンのパワーバンドから外れてしまう事があり、若干の不満が残ります。
W169の無段変速(7速)のCVTと比べれば尚のことです。

それと、ゆっくりと加速したい時などにアクセルをジワジワと踏んでシフトダウンさせると、シフト時に失速感があるのが残念なところです。
まぁこれは、そう感じないようなアクセル操作を覚えるまでの不満でしょうか。


 
 
 
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