Interior

スイッチ類
 

寒い国のメルセデスは、厚手の手袋をしても操作できる、大きなダイヤル式のライトスイッチが有名です。
操作を間違えないようにとの配慮で、レバーが右側には付いていません。

この二点だけは徹底して守られていますが、その他のスイッチ類はと言えば……
 

 

 
 
中央送風口上部のダッシュボードが開き、COMANDディスプレイが現れます。
残念ながら、ディスプレイはタッチパネルではありません。

ハザードランプの上あたりに、ディスプレイの角度を3段階に変更できるスイッチと、ディスプレイの格納ボタンがあります。

全体的にダッシュボードと同じゴムの様な素材とプラスチックで構成されていますから、かつての高級感は感じられず、返ってウォールナットが悪目立ちしている気がしなくもありません。


標準のオーディオは、COMANDシステムとしてシステム制御されます。

ラジオ、CD、電話、AUXによる外部機器は勿論、ナビゲーション、地上アナログTV、DVD、、ミュージック・レジスター、PCカードが使え、オプションでETC、地デジチューナーを装着する事もできます。

左半分のボタンが機能の切り替え関係、右半分がテンキーボタンとなり、携帯電話を接続すれば、ハンズフリーで通話する事もできます。


エアコンは、左右独立で温度調節が可能な、クライメート・コントロールです。

温度設定のダイヤル、デフロスター、リア・デフォッガー、内気循環、エアコンのスイッチ等が並んでいます。

エアコンは外気導入での使用が前提ですが、マイクロエア・フィルター&チャコール・フィルターが装着されていますので、少々の黒煙でも安心です。


最近のメルセデスのパワーウィンドウ・スイッチは、ドアに設置されるようになりました。

パワーウィンドウのスイッチは、ドアミラーのスイッチ類と一緒に配列されています。

上ブロックの4つが、ドアミラーの角度調節と格納スイッチ。
下ブロックの5つが、パワーウィンドウのスイッチと後窓のチャイルド・ロック。
ドアノブの前にあるのが、ドアの開錠・施錠スイッチとなります。

画像には写っていませんが、スピーカ後ろ部分に、トランク・オープナーのボタンがあります。


右ハンドル仕様では、ライトのスイッチが右側に配置されています。
キセノンライト装着車はセルフレベリング機能を備えている為、光軸調整のスイッチがありません。

W169ではあったヘッドライト・ウォッシャーのスイッチが、W204では無くなりました。
ウィンド・ウォッシャーを10回使うと、自動的に動作する仕様に変更になったようです。

イモビライザーが採用されたキーはA200とほぼ同等ですが、施錠・開錠スイッチの他にトランク・オープナーのボタンが追加されています。
 


ウィンカー・レバーは、ISO規格に則って左側にあります。

ヘッドライトの、上下切替えもこのレバーで行ないます。

また、ワイパーのスイッチも兼ねており、回せばワイパーが動作します。
レバーを根元方向へ軽く押し込めば、1回だけワイパーが動作し、深く押し込めば、フロントのウィンド・ウォッシャーが動作します。

ちなみに、C200には、レインセンサーが装着されていませんのでオートワイパーではありません。

間欠モードは、2段階の速度が選択できます。

 


室内灯スイッチは、天井前方に集約されています。
 
室内灯のオンオフは勿論、前席左右の読書灯、後席灯の操作ができますが、後席の読書灯は操作できません。

前席の読書灯は、ルームミラーの下に付いています。
ゆっくりと消える室内灯は、今も健在です。


後席の上には室内灯と読書灯がついています。

   

 
 
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