Impression

AT
 

V6エンジンを積んだモデル(4MATICを除く)は7速ATですが、C180は5速ATとなります。

 

 
 

最近のメルセデスは1速から発進しますので、昔の様な出足のかったるさはもうありません。

スーパー・チャージャーで過給される1.8リッターのエンジンはターボの様なパンチはありませんが、満遍なくトルクが増した感じで、1.5トンもある車体をストレス無く加速させます。

W126と比べれば、電子制御されるATは驚くほどシフトショックが無く、とてもスムーズです。

 


かつてはメルセデスの十八番だったジグザクゲートはカバーで覆われて見えません。

何だか、フェラーリからアルミの削り出しゲートが消えたみたいで寂しい限りですが、その動作はやはりジグザクに動かします。
なので、目視できるゲートが無いと、初めて操作する人は戸惑ってしまいそうです。

Dのポジションからセレクタを左右に動かせば、5速のマニュアル・モードとして動作します。

セミ・オートマですから、たとえ5速に固定していても、減速すればシフトダウンし、停止すれば1速に戻ります。


5速ATで気に入らない点と言えば、緩やかに加速したい時の失速感でしょうか。

最近のメルセデスのATは昔と違って積極的にシフトダウンする様になりました。
それが災いしてか、少し加速し様とゆっくりアクセルを踏むと、そこでシフトダウンが起こり、その際に減速したかの様な錯覚が起こります。

それを嫌い、大きくアクセルを操作して失速感を感じる前にパワーをかけてしまいがちですが、これは改善を望みたいところです。


 
 
 
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