Owner's words
アバタもエクボ(AZ−1編)
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「痘痕も笑窪」なんてよく言います。意味の説明は今更する必要もないでしょう。
何でこんな事を言うのか? というと、私に頂くメールの中に、「Katsu さんって本当はAZ−1が嫌いなんじゃないですか?」という問いかけが少なからずあるからです。 確かに、HPの文中では「メルセデス第一主義者」の印象を持たれがちな内容が多い様です。
「生活必需品」としての車の価値観の一つに「快適に移動する」というファクターがあって、(おそらく)それが最も重要な事の一つだと感じるからです。 その価値観でAZ−1を計ると、モノサシの目盛にはマイナス部分が必要になってきます。
嗜好品として車を愛好する人が少ないのは事実です。巷を走る車を見ても判ります。快適に移動できる車ばかりが走っています(勿論、愛好したいけど、諸所の理由により、それができない人も多くおられるのだとは思います)。 では、嗜好品として車を愛好する人が、快適さを損なってまで手に入れたい物とは何でしょう?
例えば、ガルウィング・ドア、閉める時の苦労は尋常な物ではありません。
ハンドルはクソ重いです。
小マシに動かそうとすると、かなりの努力が必要な訳です。思い通りに動かす為には、どう操作したら良いかを思考錯誤する毎日です。 例えるなら、AZ−1は「ものすごく性格の悪い馬」です。気まぐれに挙動し、乗り手を振り落とそうとします。
つまり、私は、不便な車でしか官能できない変態オヤジですね。
やはり、「変態」ですから、普通では考えられないとんでもない物に惹かれてしまう訳です。先程の「痘痕」とかです。変態には、それが「天使の笑窪」に見えるのです。 そんな、病的に訳わからない人を、巷では「エンスー」等と呼んだりしている様ですが、そんなにオシャレな物ではないと密かに考えています。
命名! 「車痘痕フェチ」 おぉ! これです、これ! 「フェチ」の部分に屈折したエッチな響きがあって良いですぅ。 ……(沈黙) こんなアホな事を、真面目に考えている自分に、自己嫌悪……
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