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MRカーでの仮眠方法

 

 

 
 
私は、思い付きの旅が好きです。旅には必ず車を使います。ツーレポ等は、Studio892の『旅行好き……』にありますので興味のあられる方はご覧ください。 

で、それはさておき、思い付きの旅行ですから、宿が取れない場合もあります。もちろん夜通し走り続ける事も可ですが、睡魔に襲われながら運転を続ける事は自殺行為です。そんな時は車で仮眠する事をおすすめします。 
しかし、MRカーは座席がリクライニングしません。そんな車で眠る為には若干のテクニックが必要な様です。 
 


 

車で睡眠をとる事を車中泊などと呼びますが、ぶっちゃげた話、野宿です。 

野宿の際に注意する点として、他人に迷惑をかげない事は大前提ですが、自分にとって少しでも快適になる様な工夫が必要です。 
野宿場所の近くに最低限トイレは必要でしょう。私がよく利用する野宿場所は、トイレが必ずある、高速のSAや公園、景勝地の駐車場等です。これら場所には街灯がある場合が多く、なんとなく安心です。最も治安が良いと思われるSAがおすすめです。ここなら警官に職務質問される事やチーマーのおにいさんに絡まれる事もまず無いでしょう。 

しかし、SAは明るすぎるのが難点です。アイマスクをするのが効果的ですが、非常時に回りの状況を瞬時に把握できない為、おすすめしません。 
私は顔の部分に明かりがあたらない様、車の位置を調節したり、ウィンドウにタオルをかけたりしています。しかし、AZ−1のウィンドウには、その構造上、タオルをかけれないので、顔にのせたりしています。その姿はまるで死人の様で無気味がられます。 

さて、肝心の睡眠体勢ですが、試行錯誤の結果、3つポーズに落ち着きました。 
真夏や真冬ではエンジンをかけて(地球温暖化防止の為、なるべく止めましょう)仮眠する事が多いので、誤ってアクセルを踏んでしまわない様、必ず、助手席側に座ります。 

オーソドックスなポーズが、左上の画像です。腰のあたりにクッションなどを敷けば、かなり熟睡できます。 
大きく開いた足が、オマヌケですが、これが結構楽で良いです。ズボンのボタンとチャックは全開になりがちなので要注意です。 
このポーズの弱点は、長時間続けると足(膝)が痛くなってしまう事です。 

発展型が、左中の画像です。足を大きく伸ばしたい時などに効果的ですが、センターコンソールの高いビートでこれをやると、太股が痛くなります。 
ただ、この体勢は、寝相が悪い人の場合、無意識のうちにシフトレバーやサイドブレーキを蹴ってしまう可能性がある為、なるべくやらない方が良いでしょう。 
私は膝が痛くなってしまった時など、痛みが取れるまでごく短時間使用します。バリエーションとしては、片足だけを運転席側に投げ出すパターンもあります。このパターンはかなり気持ちがよいのですが、大股開きであまりにだらしない格好となる為、実施にはかなり勇気がいります。 

そのまた発展型が左下の画像です。ポーズ的にはかなり辛そうですが、一時的にとる体勢としてなら、変化をつける(気分を変える)意味で効果があります。このポーズは左を向く場合と右を向く場合の2つのバリエーションがあります。交互に使用しないと寝違えてしまいます。 

大体、私の場合、左上の基本ポーズを軸として、(まれに)左中、左下のポーズを効果的に短時間使用し、寝起きに体が痛くならない様、工夫しています。 
ちなみに、この他にもポーズがあるかもしれませんが、私は爆睡中の為、これ以外は分かりません。あくまでも、寝始める時のポーズです。 
 


 
 
 
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