Trouble

オーディオ交換

 

 

 
 
実は10年以上前から、カーオーディオが不調だったのです。

いつの間にかカセットが回らなくなっていたのですが、その当時でさえ音源にカセットテープを使う人などいませんから放置です。

もっぱらラジオばかりを聴いていたら、そのうち雑音が入るようになり、とうとうカーオーディオ自体を使わなくなってしまいました。

機会があれば交換しようと思いつつも長い年月が経っていましたが、走行時の車内の喧騒を考えれば、「もう無くても良いかな?」とか思ってしまうほどです。

ところが、偶々訪れたカーショップでそれを物色してみると、型落ちの処分品とかが格安のヨンキュッパで売られているではありませんか。

という訳で、この際ですから、思い切って交換することにします。

ただ、かかった費用はヨンキュッパという訳にはいきませんでした。

AZ−1用の配線コネクタ、工賃など、オーディオ本体よりも遥かに高額になってしまったのはご愛敬です。

まぁ、旧車に現代の機器を付けるのですから、ある程度、割高になるのは覚悟していたのですが・・・


ところが、専用の配線コネクタさえあれば簡単にポン付けできると楽観視していた矢先、意外なところで物言いが付きます。

何と、アースしたとたんに電源ダウン。 機器の保護回路が動作するのか、電圧(V)不足でオーディオが起動しないのです。

それならばと、足元にあるヒューズボックスから電源を拝借してみたのですが、今度は電流(A)不足ではありませんか。

AZ−1に限らず旧車のワイヤーハーネスは、現在のオーディオ事情からすると、かなり貧弱なようです。

最後の手段、バッテリー直付けの電源キットを導入して、何とか正常動作した次第です。

何となく気まぐれで購入したオーディオのために、思いのほか、というか、かなりの出費(※)を余儀なくされましたが、これでカーナビやETCを増設できる容量(30A)を確保できました。

※ 配線コネクタ、電源キット、工賃で、2万円程度でした。



 
 
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