Trouble

ラジエターホース破れ

 

 

 
 
何時もと変わらぬ調子で街中を流していると、突然、エンジンの回転が激しく上下し始めました。

何事かとメーターを観察してみると、水温計が完全に振り切れています。
ルームミラーで後方を確認すると、水蒸気がモウモウと立ち込めていました。
私はオーバーヒートに見舞われながらも「ラッキー」と感じてしまいます。
何故なら、水蒸気が出ている=クーラントはまだ抜けきっていない=エンジンはまだ生きている、と連想したからです。

直ちに路肩に停車して、エンジンフードを開けてみましたが、ラジエターホースが裂けて水蒸気が吹き出していました。
勿論、その場からキャリアカーに乗せられてドナドナです。

 
しかし、何故に突然、ラジエターホースが裂けたのか?
実は思い当たる節があるのでした。

先日、久々に峠道を走ったのですが、調子こいてエンジンを回しまくったのです。
加えて、数年前よりエンジンのヘッドからオイルが滲み漏れしていて、ラジエターホースにかかっていました。

数年間オイル漬けだったホースが、とうとう高圧に耐えられなくなり裂けてしまった様です。

ヘッドのオイル漏れ対策、ウォーターポンプとホースを交換して完治しました。
心配したエンジンへの影響ですが、特に不具合を感じないところをみると、被害は最小限に食い止められたのでしょう。

ちなみに、ヘッド周りはエンジンを下ろさなければメンテできませんので、部品代よりも工賃のほうが遥かにお高くついたのは言うまでもありません(涙)。

 
 
 
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