Interior

スイッチ類
 

寒い国のメルセデスは、厚手の手袋をしても操作できる、大きなダイヤル式のライトスイッチが有名です。
操作を間違えないようにとの配慮で、レバーはウィンカー・レバーのみの1本だけです。

この二点だけは徹底して守られていますが、その他のスイッチ類はと言えば……
 

 

 
 
わかりやすく操作しやすいスイッチ類です。

各ボタンには、しっかりとしたストローク感があり、確実に操作できます。

中央のオーディオ部には、ディーラー・オプションでHDDナビを装着する事も可能です。
勿論、マルチファンクション機能に完全対応しています。


標準のオーディオは、ラジオ、CD、AUXによる外部機器が使え、オプションで6連装のCDCを装着する事もできます。
AUX接続端子とCDCは、グローブボックス内に装備されているので、運転席からも操作でき、とても便利です。

左半分のボタンがオーディオ関係、右半分が電話関係のボタンとなり、携帯電話を接続すれば、ハンズフリーで通話する事もできます。


エアコンは、左右独立で温度調節が可能な、クライメート・コントロールです。

温度設定のボタン、デフロスター、リア・デフォッガー、内気循環、除湿カットのスイッチ等が並んでいます。

エアコンは外気導入での使用が前提ですが、マイクロエア・フィルター&チャコール・フィルターが装着されていますので、少々の黒煙でも安心です。
ちなみに、花粉症での効果は不明です。


メルセデスのパワーウィンドウ・スイッチは、ずっとセンターコンソールに配置されてきましたが、W169ではその位置がドアに移動されました。

パワーウィンドウのスイッチは、ドアミラーやドアロックのスイッチ類と一緒に配列されています。

上ブロックの4つが、ドアミラーの角度調節と格納スイッチ。
中ブロックの5つが、パワーウィンドウのスイッチと後窓のチャイルド・ロック。
下ブロックの2つが、ドアの施錠・開錠スイッチとなります。


右ハンドル仕様では、ライトのスイッチが右側に配置されています。
キセノンライト装着車はセルフレベリング機能を備えている為、光軸調整のスイッチがありません。
そのスペースには、ヘッドライト・ウォッシャーのボタンがあります。

ハンドルの付け根の下にあるのが、チルト&テレスコピックの調節を行うハンドルになります。

イモビライザーが採用されたキーには鍵穴が無く、キーと電子的なやり取りをする為のセンサー窓があります。
 


ウィンカー・レバーは、ISO規格に則って左側にあります。

ヘッドライトの、上下切替えもこのレバーで行ないます。

また、ワイパーのスイッチも兼ねており、外側を回せばフロント・ワイパー、内側を回せばリア・ワイパーとリア・ウィンドウォッシャーが動作します。
レバーを根元方向へ軽く押し込めば、1回だけワイパーが動作し、深く押し込めば、フロントのウィンド・ウォッシャーが動作します。
A200には、オートワイパーが装備されます。

ちなみに、ワイパー使用中にギアをRにセットすれば、リア・ワイパーが自動的に動作します。
 


室内灯スイッチは、天井前方に集約されています。
 
室内灯のオンオフは勿論、前席左右の読書灯、後席灯の操作ができますが、後席の読書灯は操作できません。

ゆっくりと消える室内灯は、今も健在です。


後席の窓上には読書灯がついています。

もはや、グリップとハンガーフックはお約束といったところでしょうか。

   

 
 
(C) 2006 Studio892. All rights reserved.
戻る