Owner's words
アバタもエクボ(メルセデス編)
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メルセデスについては、これといって痘痕が見つからない私なのです。
それが無い事もないのですが、それは車としての性能には、あまり関係が無い物だったりします。メルセデスは、車としてある程度、完成された(私の好みに合った)成果物の様です。 私の所有する420SELについて、気に入らない点を思いつくままにあげてみると、
まぁ、これらは「快適に移動する」という車の性能からすれば、どうでも良い事ですね。 スタイルについて言えば、「それだけで、本当に欲しい!」という衝動にかられる車が、無い事もないのですが、高かったり、希少だったりして、私には買えません。
駐車場に困るそのほとんどの原因は、(少なくなりましたが)「外車お断り」の訳分からないバカ規則のおかげです。物理的に入らない立体駐車場はどうしようもありません。 あと、別にお抱え運転手に見られ様と、たまたま見かけてそう思った人と私は、単なる他人で今後お付き合いがある訳ではないのですから、そう思われても知った事ではありません。
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それでも、あえて気に入らない所、というのであれば、
「運転の仕方を限定する造り(設計)」 をあげます。 メルセデスを走らせていると、知らず知らずのうちに、車から運転の仕方を強要されている事に気がつきます。 例えば、ドアロックです。教習所では、車に乗り込んだら、ドアロックしないと減点されてしまいます。
夜間の信号待ちで(マナーとして)ライトを消す方が多いと思います。メルセデスのライトスイッチは、多くの車の様に簡単に操作できる位置にありません。
メルセデスを運転していると、ロードノイズやハンドルに伝わる振動が大きい事に気がつきます。
メルセデスユーザーは、どの時代のどのモデルを運転しても、同じ操作を保証されているかわりに、メルセデスの推奨する画一的な運転を強いられる訳です。
考えてみれば、運転方法を限定されるのは「大きなお世話」です。なんだか押し付けがましく感じてしまいます。
420SELを運転していると、京都(何故だか京都!?)の女性からこんな事を言われている気分になるのは、私だけでは無いはずです。
でも、オジサンぐらいの歳になると、そんな女性の我侭も可愛く思える様になるんですよね、不思議とこれが……
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