Trouble

空調(エアコン)系
 

メルセデスにとって、エアコンは鬼門です。
何でこんなに壊れるの? というぐらいに壊れまくります。

大抵がガス漏れなのですが、エキスパンション・バルブの点検を工場が嫌がる傾向にあり、ガスを詰めてお茶を濁される傾向にあります。
「エンジン側は大丈夫でした」なんて整備士が言いやがったら、「ガスが漏れているのは明白な事実なんだから個所を特定しろ」と言ってやりましょう。
でないと、いつまで経っても、ガスを詰めつづけなければなりません。

ガスを詰める際には、コンプレッサー・オイルもお忘れなく。
 

 

 
 
◆ ガス漏れ(個所を特定できず) ◆
W126のエアコンって定期的に効かなくなります。3〜4年の周期で必ずお亡くなりになります。
国産車ならエアコンのトラブルなんて、ほとんど無い物ですが、W126は、パワステ同様の泣所です。

私の420SELは、点検から帰ってくると不調になってたりします。実は1年前の車検から帰ってきた時、既に(かなり)不調だったのですが、我慢して使っていました。
今回、点検に出したのですが、エンジン側のガス漏れは無いとの事です。エバポレーター側は未点検です。とりあえず、ガスを補充して様子を見る事にしました。ガス代は8,000円です。

実は、前回も、前々回も、エバポレーター側の漏れが原因で部品交換してますから、今回もきっとエバポレーター側の漏れです。

夏全開の季節になる前に、早く復調して欲しいと願う私なのでした。
 


 
◆ マグネット・クラッチ ◆
マグネット・クラッチ
メルセデスという機械は、触った(整備した)ところが壊れやすい、という印象があります。

メルセデスに馴れた整備士なら、こんな事は無いのですが、不慣れな整備士が触ると、必ず、何かの不調を抱えて帰ってきます。
実は最近、メルセデスの整備工場を、近所の町工場に変えたんですね。そのせいかどうかは分かりませんが、もう壊れる壊れる! これまでにないペースでガンガン壊れています。整備に出せば、何かが不調に陥っていて、半年以内に必ず壊れます。あぁ、頭がイタイ……

つい先日、エアコンの不調で長期入院したのですが、今回も、エアコン不調です。

突然、エアコンのブロアファンが止まってしまいました。
さっそく、ヒューズを点検してみると、案の定、切れていました。試しに、予備のヒューズに変えてエンジンをかけると、間髪入れずに切れてしまいました。

この手のエアコン・トラブルはよく聞くので、軽い気持ちで入院させました。
しかし、なかなか帰ってこないんですよね。かれこれ、2週間です。
整備工場に電話して状況を聞いてみると、「エアコン・コンプレッサーのマグネット・クラッチがショートして、リレーが焼けている」そうです。
リレー切れはよく聞くトラブルですが、マグネット・クラッチのショートは初耳です。

ちなみに、マグネット・クラッチは14万円、リレーは1万5千円だそうです。
 


 
◆ エキスパンション・バルブ ◆
またまたまたエアコンが効かなくなってしまいました。

実はウチの420SELには、エアコンが壊れる前兆というものがあります。
運転席側のフロントスピーカーのあたりから、「シュー」という音がしはじめます。
初めのうち、音は数秒で止まるのですが、この音が止まらなくなったら要注意です。その数日後には必ずエアコンがお亡くなりになります。

今回もそうでしたが、音がしはじめてから壊れるまでが、かなり早かった様に思います。
とりあえず、エアコン・ガスを補充して様子を見る事にしました。

しかし、悲しいかな半月ぐらいでエアコンが効かなくなりました。

また、どこからかガスが漏れている様です。案の定、エバポレーター直前のエキスパンション・バルブから漏れていました。

バルブとリング類を交換して、ガスを詰めて、4万円也です。
 


 
◆ コンプレッサー固着 ◆
アイドリングは、通常、Dドライブで650rpm程度なのですが、800rpmになってしまいました。

最初は、プラグキャップを変えたせいかな? とか思って気にも留めてなかったのですが、そのうち、走行中にアクセルを離すと、ガクガクと震動している事に気がつきます。

長い登坂車線に入って、アクセルを踏んだ時にそれは起こりました。ギュルギュルという凄まじい音が室内に響きます。
慌てて路肩に車を停車させて、ボンネットを開けると、青白い煙がモウモウと上がっていました。

煙の発生源はエアコン・コンプレッサーのプーリーからで、固着して回らなくなったプーリーとの摩擦でファンベルトがボロボロです。
とりあえず、ファンベルトを根性で切断して帰宅し、工場行きです。

固着していたコンプレッサーは力をかければ回る様で、いくらか回しているうちにスムーズに回る様になりました。

何故、コンプレッサーが固着してしまったのか、あれこれ考えるに、どうやら整備工場には、エアコンガスを入れる際に、コンプレッサー・オイルも入れるという概念が無い事に気がつきます。

ガス漏れ以外は快調だったエアコンが、整備工場を変えたとたんに、マグネット・クラッチの爆発(?)、コンプレッサーの固着と相次いでトラブルに見舞われたのは、何となく納得です。

とりあえず、コンプレッサー・オイルと焼付き防止の添加剤を詰めて様子を見る事にしました。
 


 
◆ コンプレッサー固着2 NEW!
コンプレッサ

今年もエアコン・トラブルの季節になりました。
先日、知人にメルセデスを貸したら、エアコン・コンプレッサーが固着してファンベルト炸裂の状態で返ってきました。
夏を前にエアコン無しは考えられないので、仕方なく修理に出しました。
コンプレッサー・ユニット、レシーバ・タンク、パイプ・ライン2本とファンベルト2本を交換して、
エアコン・ガスを詰めたら、怒涛の31万円です。

もう、涙がとまりませんな……


 
 
 
(C) 2000 Studio892. All rights reserved.
戻る