Interior

シート
 

座っただけで、その造りが国産車とは全く異なる事がはっきりわかる素晴らしいシートです。
未だかつて、これ以上のシートに出会った事がありません。
 

 

 
 
皮ではなくベロアシートです(シートだけで軽自動車が買えます)。 

私は皮製のシートが大嫌いです。ツルツルすべるし、キシキシ鳴ってうるさいし、第一、真夏の炎天下に駐車したクルマの皮シートに腰掛ける苦痛を考えると嫌になるからです。 
メルセデスのベロアシートは世界一のシートだと感じています。毛足の短いベロアは絶対に滑りません。 

座面にはスプリングが入っています。座りごこちは、国産車にありがちなウレタンシートとは一線を画します。 

但し、欠点もあります。冬場は静電気が帯電しやすいのです。 
まぁ、メルセデスのキーは持つ部分がゴムですし、ドアノブはプラスチックですから、静電気を放電させないドアの開け方を習慣づけてしまえば、そう気になる事でもありません。 
 


 
フロントのパワーシートのスイッチです。 

420SELにはポジションメモリーはついていません。まぁ、このクルマには私しか乗らないので一度合わせると触る事はありません(実際、ここ数年触ったことがない)。
 


 
リアシートです。 
電動で座面が前後に動きます。 

後ろ座席に人を乗せると、100%言う言葉がこれです。 
「運転手君、行ってくれたまえ……」 
この手のギャグに慣れてしまっている私は、 
「わかりました、旦那様」 
と、やさしく答えてあげる事にしています。やれやれ…… 
 


 
 
 
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